『ブラジルポルトガル語文法ドリル1500題』(香川正子)白水社についての話。
これは、前に紹介した「ニューエクスプレス」と同じ著者の香川正子さんが書かれた本で、ブラジルポルトガル語の文法に関する問題集です。
ぼくは、日本に帰国してからもブラジル人の方と会話したりコミュニケーションしたりってことを、継続しているんですが、今一度、文法の知識を確認したいと思って以前購入しました。
「ポルトガル語の力試しをしたい 自分の弱点を知りたい とにかく手を動かしたい人に」
とのことで、ドリル形式の本で、それぞれの文法知識についての解説は少なめ、問題が多めとなってます。
なのでこの本だけで文法を勉強しようとすると少し難しいかも。
自分の今まで学んできた知識がどこまで身についているか?を確認するために使うのがいいと思います。
本の内容としては、名詞の性とか数とか、動詞の活用形、不完全過去は?完全過去は?といった、「ニューエクスプレス」のほうの各レッスンで取り上げられている文法の知識を、より細かく分けて、それらの知識を問題をときながら、使っていくドリルになっています。
文法の問題をやってみてよかったこと
いつも使っている動詞の活用を再確認できたり、使うことの少ない活用形を練習できた
特に三人称の複数形とか、普段僕はあまり使うことがないので、ちゃんとトレーニングしなきゃなと思いました…
使ってないと、思い出すのに時間かかったり、難しさがあったりするので。
例文がたくさんあったこと
また、問題と一緒に日本語訳がのっていて、「こんなふうな訳のしかたがあるんだ」と知ることができたのもよかったです。文法の解説書だと、例文が少なかったりするので、違う単語で文章を作るときには、他の単語で言いかえてみることとか、他の動詞だったらどういう活用形になるんだろうってのを自分自身でやっていくことが必要。
でも、この本では、たくさんの例文や問題が出てくるので、それを使って、使える単語を増やしたり、今まで勉強してきた単語の確認ができます。
前にポルトガル語の勉強してたけど、どのくらい今覚えてるかなーってチャレンジしてみるのもいいと思います。