ポルトガル語の名詞の特徴である「性の区別」についてまとめのメモ。

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ポルトガル語の名詞の特徴である「性の区別」についてまとめてみたいと思います。僕はポルトガル語の通訳をしていますが、「ポルトガル語」自体を誰かに伝える機会というのはあまりないので、自分自身の知識の整理のためでもあります。

目次

ポルトガル語の名詞の特徴は性と単数・複数があるってこと

ポルトガル語の名詞には、特徴が2つ。

1,性の区別があること

2,単数や複数の区別があること

今回は、1,性の区別について。

ポルトガル語の名詞には、男性名詞・女性名詞という性の区別があります。

性の違いによって、意味するものが変わったり、その名詞と一緒に使う、「冠詞」や「形容詞」が変わったりってことがあります。

まず初めに知っておいて欲しいのが、

男性名詞は-oで終わる単語、女性名詞は-aで終わる単語が多いってこと。

全部の単語に当てはまるルールではないし、他にもいろんな決まりがありますが、まずはこれを知っておくといいのではないかと思います。

また、これからいくつかのパターンも紹介しますが、「例外」も多くあるので、僕が勉強するときには、その都度、調べるようにしています。

パターンについて

大きく分けて2つのパターンがあって、それが、実際に性の区別がある場合とない場合

性の区別がある→男性・女性、オス・メスという区別のあるものを意味する場合。

ない場合→「車」や「本」など、性の区別がないもの。

性の区別がある場合

実際に性の区別がある場合は、実際の性と文法の中での性が同じになります。

また、以下のようなパターンがあります。

・性の区別で、違う単語を使う。

→実際に違いがある場合。それぞれ違う単語を使って表現する。

例えば、「男性」=homem(オーメン).「女性」=mulher(ムリェール).

・男性形、女性形と、形が変わる。

例えば、「少年」→menino(メニーノ).「少女」→menina(メニーナ).

・同じ形で表現することもある。その場合は、冠詞や形容詞などでも判断できる。

例えば、o artista(オ アルティスタ).a artista(ア アルティスタ),両方とも「アーティスト」の意味だけど、前者は男性アーティストで、後者は女性アーティスト。

・形の違いで意味が変わる。

男性名詞として使うか、女性名詞として使うかで意味が変わる名詞があります。

例えば、a caixa(ア カイシャ)→「箱」の意味で女性形.

o caixa(オ カイシャ)→「現金出納帳」の意味になります。

・同じ形を使う。

実際には性の区別があるけれど、文法上は同じ形で表現するものもあります。

たとえば「赤ちゃん」。実際には、男の子か女の子かという区別があるけれど、文法上はo bebe(オ ベベ)という名詞で表現します。

性の区別がない場合

基本的には、単語の最後が,-oでおわるのか,-aで終わるのかで判断します。たとえば、carro(カーホ)「車」は男性名詞.casa(カーザ)「家」は女性名詞。

あとは、単語の終わりが,-e,-dade,-ção,などは女性名詞であることが多いです。

noite(ノイチ)「夜」

coletividade(コレチヴィダージ)「集団、集団性」

criação(クリアサォン)「創造」

 

 

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