知識がなくても発音が不十分でも大丈夫。外国語で会話しつつ、自分の単語力もあげる3つの方法。

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今回は、外国語を実際に会話しながら学習していくための方法を3つ紹介したいと思います。

・外国語をしゃべれるようになるには、会話が大事だとわかっているけど、実際どうやって会話をしていったらいいかわからない。

・今すぐに会話で使える方法ってないのかな・・・。

という方に参考にしていただければ嬉しいです。

僕もブラジルに住んで、ポルトガル語を勉強し始めの頃はこれらの方法を使って、会話をしながら、自分のわかる単語を増やしていきました。

目次

「なにこれ」法

1つ目は「なにこれ?」と聞いていく方法。

具体的には、まずは自分が勉強したい言葉で「これはなんですか?」という質問を調べます。

例えば英語なら「What is this?」ポルトガル語なら「O que é isso?」フランス語なら「Qu’est-ce que c’est ça?」といった感じになります。

次に、自分が知りたいものについて「これはなんですか?」とどんどん質問していく方法です。

すごく簡単なことなんですが、わからない物について辞書で調べるだけでなく、直接人に聞いてしまうことで、質問をした経験が自分の記憶の中に残り、後から単語を思い出すきっかけにもなります。

そして、特に外国語を勉強し始めたときに注意したいのは、なるべく丁寧な表現を使うこと。

僕も最初にブラジルに行った頃は、なるべく失礼がなく、相手に伝わるような言葉を選んでいました。それは、「まだちゃんとしゃべれないんだから、とりあえず伝わればなんでもいい」ではなく、まだしゃべれない、ちゃんとその言葉の意味や、どんなニュアンスが含まれているかを知らないからこそ、相手をリスペクトして、良い関係を築いていきたいと考えたからです。

また、もう1つのパターンとして、「それはどんな意味?」ってのいう表現も覚えとくと便利です。たとえば、英語だと、「what does it mean?」 ポルトガル語だと、「O que siginifica?」や「Qual é o siginificado?」フランス語だと 「qu’est-ce que cela signifie?」という感じ。

これを使うことで、名詞だけでなく、動詞や形容詞などの意味を訊くことできるようになります。

「スペルそのまま」法

2つ目。

学習が進み、その外国語に慣れてくると、次のステップとして、教科書の例文を使うだけじゃなく、自分で文章を作って実際に伝えてみるという段階がくると思います。

問題となるのが、自分ではちゃんと発音しているつもりでも、相手にはその単語として伝わってないこと。

僕もその経験はたくさんあります。そういう時って、ショックだし、恥ずかしさもある。でも、そんなときに大事なのが、成長マインドセット。チャレンジしたけれど伝らなかった、それはしょうがない。

そんなことを言っても、やっぱりなんとかその場で伝えたい気持ちはあると思うので、そのときに使ってもらいたいのが「スペルそのまま法」です。

これは自分が伝えたい単語を、シンプルにアルファベットで伝えること

たとえば「Apple」なら「エー、ピー、ピー、エル、イー」となります。

そしたらそれを聞いた人は「あーそれね」って感じで、実際の発音をしてくれると思います。

大事なのは、そこを逃さないこと。そこでちゃんと伝わる発音をゲットしましょう。

この「スペルそのまま法」を使うためにも、外国語を勉強するときは、文法や単語だけでなく、発音・その言語でのアルファベットの読み方、などの大体の教科書の最初に載っていることも飛ばさないで勉強するといいと思います。

「なにこれ」できいた言葉を、自分の使える文法の型に組み込む法。

3つ目。応用です。

さらに勉強を進めていくと、自分の中で、この表現はもう使える(覚えた)っていう、自分の使える文法リストができてくると思います。そこに1つ目の「なにこれ法」で聞いた単語を組み込む方法です。

たとえば「〜が欲しい」ってのを言えるようになったとします。でも「オレンジ(果物)」という単語をなんていうかがわからない。

その場合は、なにこれ法でオレンジをまず調べます。それを「〜が欲しい」っていう型にあてはめて使ってみる。聞いただけで終わらずに、少しアレンジして使ってみることが重要です。

ちなみに「それはどういう意味?」と、言葉の意味を聞いたときは、自分の知っている名詞や教えてくれた人の名前を使って「〜ですか?〜してますか?」と使ってみると良いです。

たとえば、「correrってどういう意味ですか?」って聞いたとします。

そしたら、相手が「correrは’走る’って意味だよ」って教えてくれました。

それを「〜さん(教えてくれた人の名前を使って)は走る?」って感じで、意味を聞いただけで終わらず、その場で使ってみるといいです。そうすることで、教えてくれた相手が「この人は意味をわかってくれたんだ」と思うことができるし、その人と会話を続けることができます。

まとめ

話すことが上手くなるためには、話すことを練習する必要がある。でも、すぐには話せるようにはならない。だから、その最初の、「話せない」状況の中でも、なんとか会話を続ける方法、自分の意図を伝える方法として、僕はこれらの方法をやっていました。

周りに外国語を使う人がいて、外国語を使えるチャンスがある人はこの方法を参考にしてもらって、話すことのスキルを向上していってください。

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