「敬語」についての記事を読んで、相手がどんな感じでコミュニケーションしたいと思ってるかを探るのは大切だなと思った。

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妻夫木聡と岡田准一の会話に見る『敬語』の難しさ」(東洋経済オンライン)という記事を読みました。

社会言語学の教授である、中村桃子さんが書かれた記事。社会言語学というのは、言語学の一分野で、「言語を社会的要因との関連で研究するもの」(デジタル大辞泉,カシオEX-word)

記事を読んで、僕が通訳として働いている経験も含めて、よりよいコミュニケーションのために、どうやって敬語を使ったらいいか、についてメモしていきたいと思います。

「なんかあの人とうまくコミュニケーション取れないな」という方に、参考にしてもらえたら嬉しいです。

結論から言うと、コミュニケーションをとるときには、「敬語」に対して相手がどんなイメージを持っているか、を想像することが大切だとおもいます。

目次

記事のなかみ

○社会言語学の専門家である、中村桃子さんの新書、「『自分らしさ』と日本語」(ちくまプリマー新書)からの抜粋、再構成の記事。

○記事によると、「敬語」に対する意識は変化している。1996年、当時の文部省が作成した『国語審議会報告書20』では、4つの特徴が指摘されている。それが、

1、表現形式の簡素化 →簡単な敬語の形。

2、親疎の関係の重視 →相手と、t親しいかそうでないかで使い分けている。

3、聞き手への配慮が中心 →会話に出てくる人ではなく、実際に話をしている人に対しての敬語。

4、場面に応じた対人関係調整のための敬語 →話をする状況、相手との関係に置いて使う。例えば、店員さんが対応するときに敬語になる、といったこと。

○2018年にあった映画の記者会見で、俳優の岡田准一さんと、妻夫木聡さんの間にあったやりとりから敬語について考える。

→妻夫木さんは、岡田さんと「タメ口」で話をしたかった。なぜなら、同い年だし、距離感を縮めたかったから。

→岡田さんは、たとえ年下であっても敬語を使う、と弁解。でも、他の俳優さんには「タメ口」で話すこともあった。

→妻夫木さんはそのことから、お互いの関係にまだ壁があると感じた。

記事を読んで。

敬語は敬う語、であるように、誰かに対しての敬意を表現する方法。

学問で考えると、いろんな要素があったり、もっといろんな定義があるんだと思うけれど、実際のコミュニケーションでどううまく使うかってのを考えたい。

記事にあるように、敬語を使うと、敬意を表現できることと、距離感を感じる、ということがある。

こう書くと、「敬意」と「距離感」がわかれているような感じだけど、敬意を表現するから、距離感を感じるのかなとも思う。

なので、自分が敬語を使うことによって、意味ではなく、どんな「意図」を相手が受け取るかを、考える。

で、もうひとつ知っておくといいのは、例に出ている2人のように、コミュニケーションの取り方に対する考え方に違いがあること。距離感を縮めたい人もいるし、距離感を保ちたい人もいる。

でも、それはどっちが「良い」とかではなくて、よりよくコミュニケーションをとりたいから。

だから、お互いを理解しようとすることが大切。

たとえば、僕が通訳として、外国人と日本人との間に入ってコミュニケーションをとるとき、考えているのは、その相手の日本人の人がどんな人なのかってこと。敬語とかに厳しそうか、そうでないか。どんな距離感を保ちたいのか。あとは、その外国人の人に対して、どんな印象を持ってほしいかを考えます。

まとめ

敬語の使われかたや考えかたは変わっているし、変わっていく。

それを知って、どうやったら目の前のひとと、よりよくコミュニケーションをとっていけるかなって考える。

自分が、こういう風に敬語を使いたい、ってのも大切だけど、相手がどんな感じで使いたいと思っているかを探ってみるのも大切。相手のことを考えること。

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